TTrA競技審判員会便り_Jan _2024
TTrA TO資格者各位
本日JTUのTechnical Officialセミナーがありました。
LGBTQがメインのテーマでした。
正直言って私がLGBTQの本質を理解できてなく、皆さんにお知らせ出来るレベルではありません。
今後一歩づつ勉強して行きます。
セミナーの中で「Technical Officialはカッコよく・楽しく」という言葉がありました。
カッコよく・楽しくTOするためには、それなりの知識と技術が必要と感じました。
ただし、私は70歳のじじいですので、カッコよくは出来そうにありません。
「楽しんでTO」を心掛けます。
今回はWorld Triathlon競技規則の大きな改訂が無かったようで、その説明はありませんでした。
以下は昨年の3/26に発信した内容と同じ内容を再送します。
皆さんは忘れていないとは思いますが、念のため繰り返してPRします。
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ワールドトライアスロン(TRI)が2022年12月に発表した競技規則更新関連の連絡です。
私の説明文や和訳資料で、英文と和文に差異がある場合は、英文の意味を優先します。
”World Triathlon”は、TRIと略します。
私も全文を詳しくは理解できていませんが、特に重要な部分を連絡いたします。
1,エイジ部門でのフロントジッパーのユニフォームが使用可能となりました。
但し、ジッパーの長さは40cm以内。 フロントジッパーは、フィニッシュの200mは閉める必要がありますが、それ以外は競技中に胸骨の端まで開けることができます。
エイジでロングやスタンダードの両方を出場している選手は、フロントジッパー付きのユニフォームでどちらも参加可能です。
また、タンスに保管している昔のユニフォームやバイクジャージも使用可能となりました。
2,ドラフティング許可のエリート大会ではクリップオンバーの使用が禁止になります。
国体などの車検でクリップオンバーの長さを測定・確認していましたが、クリップオンバーそのものが使用不可なので、車検の時に長さ測定は不要となります。
3,これまでヘルメットストラップはトランジにセットしてから外していましたが、ストラップのロック機構に触れる事が禁止になりました。
Touching the locking mechanism on the helmet while in possession of the bike in transition.
外さなくても触れるだけでペナルティの対象になりますので、トランジのTOはいかにそれを証明するかが課題で、動画や写真撮影が必要になりそうです。
4,ペナルティに”B”と”R”が追加になりました。詳細は競技規則を参照ください。ペナルティボックスのTO担当時は理解しておいてください。
2023World Triathlon Competition Rules 主な変更点
競技規則変更はTO業務のみでなく、皆さんが選手で参加する場合にも重要ですので、皆さんの仲間にも周知してください。
この他、皆さんが気が付いた改正項目で特に重要な部分はTTrA内に共有化してください。
TTrA競技審判委員会 長嶋政光